学校から帰ってきた子どもが、玄関にランドセルをドサッ。
「部屋まで持っていって」と毎日言うけれど、次の日もまた玄関。言うほうも言われるほうも、だんだん疲れてきます。
そこで我が家は、発想を変えました。
玄関に置かれるのが嫌なら、玄関を「置き場所」にしてしまえばいい。
そう考えて、玄関にランドセルラックを置いてみたら——朝も夕方も、驚くほどラクになりました。この記事では、実際に8か月使ってみた正直な感想をまとめます。
玄関に置いたら、朝がラクになった
玄関にランドセルラックを置いてよかったことは、大きく2つあります。
① 「部屋まで持っていって」と言わなくてよくなった
帰ってきてすぐの場所が、そのまま定位置。子どもの動線に逆らわないので、片付けのハードルがぐっと下がりました。置いてほしくない場所を、置いていい場所に変えただけです。
② 朝、忘れているものをその場で渡せる
これが想像以上に便利でした。
朝は本当にバタバタで、「ハンカチは?」「体操服は?」と声をかけても、子どもはもう玄関で靴を履いている……ということがよくありますよね。玄関にラックがあると、出ていく直前にその場で渡せます。部屋まで取りに戻る往復がなくなるだけで、朝の慌ただしさがかなり減りました。
選んだのはYAMAZENのランドセルラック(幅65cm)
我が家が使っているのは、YAMAZENのランドセルラック(ブラウン木目)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | YAMAZEN(山善) |
| 色 | ブラウン木目 |
| サイズ | 幅65 × 奥行41.5 × 高さ85cm |
| 使用期間 | 8か月 |
| 置き場所 | 玄関 |
楽天では、幅65cmと幅85.5cmが同じ商品ページで選べます。置きたい場所の幅に合わせて選んでください。
※価格やクーポンは変動します。最新の情報は楽天のページでご確認ください。
幅85.5cmではなく、あえて幅65cmにした理由
じつはこのラック、幅85.5cmのタイプもあります。インスタで見かけて参考にした収納は、幅が広いほうを使っていました。
でも我が家は、玄関に置きたかったのと、そこまでスペースに余裕がなかったので、あえて狭いほうの幅65cmを選びました。
幅65cmでも、ランドセル2つ(2人分)はちゃんと並びます。玄関に置くという目的は達成できました。
ただ正直に言うと、「2人で使うなら、広いほうがよかったかも」と思う場面もあります。そのあたりは、後半のレビューで詳しく書きますね。
インスタや実例で見た収納をそのまま真似すると、家に入らないことがあります。置きたい場所の幅を測ってからサイズを選ぶと失敗しません。
決め手は「ランドセルを卒業しても使える」こと
じつは、これがいちばんの決め手でした。
ランドセルラックを買うときに気になったのが、「子どもが大きくなって使わなくなったら、どうしよう」ということ。ランドセル専用の家具って、卒業したあとの使い道に困りますよね。かといって、そのために処分するのももったいない。
その点このラックは、本体・棚板・キャスター・補強バー・支柱・クロスバー・スライド棚・引き出し・ストッカーなど、パーツを組み合わせて使うタイプです。つまり——
- パーツを組み替えれば、別の形にできる
- ランドセル卒業後は、キッチンラックや収納棚として使い続けられる
- 必要に応じてパーツを足したり減らしたりできる
実際、商品名にも「キッチンラック」と入っているくらいで、もともと用途を選ばないラックなんです。
「今はランドセル置き場、いずれは別の収納に」と考えられたので、安心して買えました。数年で役目が終わる家具ではなく、形を変えながら長く使える一台だと思っています。
何をどこに入れている? 我が家の中身公開
ラックはただ置くだけでなく、「学校に持っていくもの」を全部ここに集約したのがポイントです。
- 天板(上):ランドセル2つ
- 引き出し(無印良品):ハンカチ、ティッシュ、移動ポケット など
- 下段のカゴ(無印良品):体操服、上ぐつ入れ、水着セット など
- 横のバー(別売りのフックを引っかけて):帽子、上着
- 棚板の下:習字道具や絵の具など、時々使う大きいもの
引き出しと下段のカゴは、無印良品のものを組み合わせています。ラックにもともと付いているわけではないので、サイズを測って、棚の幅に合うものを選びました。無印はシンプルで色が主張しないので、玄関に置いても圧迫感が出ないのが気に入っています。
「学校のものは、全部ここ」と決まっていると、探し物が激減します。朝の「〇〇どこ?」がほとんどなくなりました。
8か月使ってみた、正直なレビュー
よかったところ
- ランドセル2つ+学校用品が、これ1台にまとまる
- 玄関に置けるサイズ感(幅65cm)で、通路をふさがない
- ブラウン木目で、玄関でも圧迫感が少ない
- 横のバーにフックを引っかけられるので、帽子や上着もかけられて便利
- パーツを組み替えれば別用途に使えるので、ランドセル卒業後も無駄にならない
ちょっと気になるところ
いちばん感じるのは、サイズのことです。
幅65cmは、1人で使うなら十分すぎるくらい。でも2人で使うとなると、やっぱり幅85.5cmのほうが使いやすかったかもしれません。ランドセル2つは並びますが、余裕たっぷりとは言えず、フックまわりも少し窮屈です。
とはいえ我が家は「狭い賃貸の玄関に置く」ことが最優先だったので、これは納得のうえの選択です。置ける場所を取るか、使いやすさを取るか——というトレードオフだと思います。
・1人で使う/置き場所が狭い → 幅65cmで十分
・2人以上で使う/スペースに余裕あり → 幅85.5cmのほうが快適
迷ったら、まず置きたい場所の幅を測るのが確実です。
子どもは、自分で片付けられるようになった?
結論から言うと、ランドセルは、言わなくても棚に置いてくれるようになりました。
帰ってきた動線の途中に定位置があるので、子どもにとっても「ついで」で済むみたいです。以前のように「部屋に持っていって」と毎日言うことは、ほとんどなくなりました。
それに、朝、玄関に持っていくものがここに全部そろっているのもよかったです。体操服も水着セットも移動ポケットも、出かける場所で受け取れるので、支度の最後がスムーズになりました。
ただ、正直に書くと——ときどき荷物を床に置いていることはあります。特に1年生の弟のほう。ランドセルは棚に置けても、手提げ袋や水筒はポイッと床、ということが今もあります。
それでも、「全部を完璧に片付けさせる」より「ランドセルだけは定位置に戻る」だけでも、家の中の散らかり方はかなり変わりました。100点を目指さなくても、いちばん場所を取るものが片付くだけで十分だと思っています。
まとめ:置いてほしくない場所を、置き場所にする
ランドセルの置き場所に悩んでいるなら、「子どもがいつも置いてしまう場所」を、そのまま定位置にしてしまうのがおすすめです。
片付けない子どもを変えるより、置き場所のほうを動かすほうが、ずっとラクでした。8か月経った今も、玄関にラックを置いてよかったと思っています。


