仕事中に、学童から電話がかかってきました。
「今日、お子さん来ていないんですけど……」
頭が真っ白になりました。今でもあのときの、血の気が引く感覚を覚えています。
その日は学童に行く日で、ちゃんと連絡もしていました。でも連絡の行き違いがあって、子どもは帰宅コースに入れられていたのです。しかも、その日は家の鍵を持たせていませんでした。
すぐに祖母に見に行ってもらうと——家のドアの前で、ひとりで泣いていました。
幸い無事でしたが、私はこのとき強く思いました。
「今どこにいるか」が分かって、しかも子どもからも連絡できるものが必要だ。
そうして選んだのが、BoT Talk(ボットトーク)でした。2025年2月から使い始めて、1年半以上が経ちます。この記事では、実際に使ってみた正直な感想をまとめます。
なぜ「GPSだけ」ではダメだったのか
見守りGPSを持たせているご家庭は、まわりにも多いです。ただ、我が家が欲しかったのは「見る」だけの機能ではありませんでした。
あの日いちばん困ったのは、子どもに「そこで待っていて」「おばあちゃんが行くよ」と伝えられなかったことでした。居場所が分かっても、伝えられなければ、子どもは不安なまま待つしかありません。
だから、子どもからも、親からも連絡が取れることを条件にしました。それでBoT Talkに決めました。
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学校には持っていける? 我が家の場合
気になるのが学校のルールですよね。我が家の場合は、「かばんから出さなければOK」でした。
キッズケータイやGPSの扱いは学校ごとに違うので、入学前に確認しておくと安心です。持ち込み自体が禁止のところもあります。
1年半使ってみた、正直なレビュー
◎ バッテリーがとにかく持つ
ここは期待以上でした。充電の頻度が少なくて済むので、「充電を忘れていて肝心なときに切れていた」ということがありません。
しかも残量が少なくなるとアプリに通知が来るので、うっかりも防げます。地味ですが、毎日のことなので本当に助かっています。
◎ 声が出せないときは「テキスト → 音声」で送れる
これが想像以上に便利でした。
親からの連絡はボイスメッセージで送れるのですが、仕事中で声を出せないときもありますよね。そんなときはテキストを入力すると、それを読み上げて届けてくれます。しかも3種類の声色から選べるようになっています。
職場のデスクからでも、こっそり子どもに連絡できる。働いている親にとっては、かなりありがたい機能です。
△ 位置情報の精度は、最初は微妙だった
正直に書きます。使い始めた頃は、位置情報がちょっと微妙でした。
ただ、最近は精度が上がっている気がします。使い続けるうちに改善されてきた印象です。今のところ、困る場面はありません。
子どもたちは使いこなせている?
操作が単純なので、2人ともすぐ覚えました。説明らしい説明もいらなかったくらいです。
おもしろいのが、きょうだいで使い方がまったく違うことです。
- お姉ちゃん:用事があるときだけ。しかも下校中は友だちに目立たないようにそっと連絡してくる
- 弟:用事がなくてもメッセージを入れてくる。しかも、ときどき知らない子の声でメッセージが届く——よく聞いたら、友だちに代わりに吹き込ませていました(笑)
弟のほうは完全に遊び道具になっている節もありますが、「使うことに慣れている」のは、いざというときに強いと思っています。緊張する場面で初めて操作するより、ずっと安心です。
親の声だと、子どもは安心するみたい
ひとつ気づいたことがあります。
テキストで送ると読み上げの声で届くのですが、子どもは「お母さんの声」のほうが安心するようです。テキストで送ると「声が変わってた」と言ってきます。
だから、急ぎでないときや、不安がっていそうなときは、なるべく自分の声で送るようにしています。
月額はいくら?
我が家は月額748円です。
正直、最初は「毎月かかるのか」と思いました。でも、あの日の血の気が引くような思いをもう一度するくらいなら、安いものだと今は思っています。
正直に言うと、毎日は使いません
ここも正直に書いておきます。
低学年のうちは学童までお迎えに行っていたので、平日にあまり使う場面はありませんでした。「思ったより出番がないな」と感じた時期もあります。
でも、これはお守りと同じだと思っています。使わない日が続くのがいちばんいい。必要なのは、あの日みたいな”想定外”が起きたときです。
⚠️ 「使わない間だけ止める」はできません
ここは、契約前に知っておいてほしいところです。
「しばらく使わないから、いったん休止して、また再開しよう」ということができません。いったんやめると、次に使うときはあらためて契約し直す(再契約)ことになります。
つまり、こういうことです👇
- 出番が少ない時期でも、使い続けるなら契約は継続しておく必要がある
- 「夏休みの間だけ止める」といった使い方はできない
- 解約したあとで「やっぱり必要だった」となると、手間がかかる
我が家も「学童のお迎え期間は出番が少ないな」と感じた時期がありましたが、止めずに継続しました。子どもの行動範囲は、学年が上がると急に広がります。ひとりで下校する日、習い事に行く日、友だちの家に行く日——「必要になる日」は、たいてい突然やってきます。
月額748円を「出番が少ない月ももったいなくない」と思えるかどうかが、判断の分かれ目かもしれません。
まとめ:あの日の私に、これを持たせたかった
子どもがドアの前で泣いていたあの日、もしBoT Talkがあったら——居場所がすぐ分かって、「そこにいてね、おばあちゃんが行くからね」と声を届けられたはずです。
見守りGPSを検討しているなら、「居場所が分かる」だけでなく「連絡が取れるか」もぜひ比べてみてください。我が家にとっては、そこが決め手でした。

